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2010年12月22日
偏食と発達障害や自閉症の自傷行為などについて
偏食だと性格が悪くなる！↓↓
http://kuni.eshizuoka.jp/e659731.html
と、書きましたら発達障害について質問がきましたのでお答えしましょう。
まず、偏食が脳内物質のバランスを崩すことに疑いはありません。たとえば、チロシンというアミノ酸があってはじめて、ドーパミンをつくることができます。また、このときビタミンやミネラル、酵素などの存在は欠かすことができませんから。
そして、こういった脳内物質がつくられるためには、それに応じてさまざまな栄養素が必要となります。とくに、調節系のセロトニン、抑制系のＧＡＢＡなど、ブレーキやアイドリングのような働きをする物質は、栄養が十分でないとすぐに足りなくなると予想されます。
私は、こういったことが落ち着きはもちろん、精神的な安定に深くかかわっていると考えています。
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たったこれだけのことでも、発達障害と偏食には深いかかわりがあると予想できると思います。
では、偏食をどうやって解消すればいいのでしょうか？
それには、十分な栄養をとらせることです。
偏食が続くと、舌の味を感じる細胞がうまく発達できず、そのために本当の味を感じなくなります。それで、なおさら食が偏るわけです。
そこで十分な栄養を補うと、その味を感じる細胞がだんだんと正常になり、嫌いなものも食べれるようになっていく。これは、私の実務経験からほとんどの子供たちに共通することです。
そして、偏食が改善される前から、こういった子供たちの言動に変化が現れることがほとんどです。
すでに何度もご紹介していますが、自閉症の自傷行為など、その典型だと思います。栄養を補うことで、自傷行為がなくなることがほとんどですから。
ただし、長期にわたる偏食は、ほとんどすべてのケースで自律神経症状が現れています。それには、私は漢方薬の併用が必要となると考えています。
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ただし、長期にわたる偏食は、ほとんどすべてのケースで自律神経症状が現れています。それには、私は漢方薬の併用が必要となると考えています。
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他害を繰り返す発達障害と診断された子供とお母さん
動きが遅く、団体行動ができなかった発達障害の子供
発達障害で悩むお母さん（母親）に思うこと
小便の回数や量が少ない。これが発達障害の一因？
絵を書くことなど、手先が不器用という発達障害の特徴
泣く笑うと、感情の起伏が激しく極度に興奮する発達障害
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