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⇒ 「人の悩みは十人十色!」
2011年05月20日
精神的に弱いのは心が不安定だから?それとも・・・
精神的に弱い。
来店されるお客様自身の口から、「精神的に弱いんです。」というお話をよくいただきます。
そして、「いつも心が不安定なのも、精神的に弱いからでしょうか?」などという質問をいただくことがあります。
このあたりのことについて、脳の働きから私なりに説明しておきましょう。
まず、私たちが何かを考えるとき、それは知性脳(大脳新皮質)の働きによります。しかし、その情報は必ず情動脳の影響を受けることになります。
たとえば、ファミレスでハンバーグを注文しようと決めたとしましょう。どのハンバーグにしようかとメニューを見て「和風ハンバーグにしようかな?」と考えると、その情報は脳の中に放り込まれ、情動脳を通過してふたたび前頭葉に届きます。このとき、情動脳の情報が前頭葉に届けられることになります。
情動脳には尾状核や扁桃体、海馬など、「喜怒哀楽」や「快・不快」、「記憶」などにかかわる情報が生まれます。
和風ハンバーグに決めようとしていたとき、以前和風ハンバーグを食べたときの記憶やそれ以外のハンバーグの記憶が味をふくめ、さまざまな記憶が引きだされて前頭葉に届くことになります。
こんなとき、たとえば和風ハンバーグに虫などが入っていたといった経験があったりすると、そういったエピソード記憶は強く思い出されたりします。すると、その情報が「和風ハンバーグにしようかな?」という決断に影響を与えます。
また、なんらかの理由で扁桃体が「不快」という信号をだしていたりすると、その情報が前頭葉に届いていますから「う~ん、なんとなく和風ハンバーグは・・・」と、決断を鈍らせることになります。
よく、メニューをいつまでも眺めていて決められない人がいますが、それはこういった情動脳が過度に興奮し、その情報が前頭葉に影響を与えているから。「ハンバーグに決めた」という情報が情動脳を通過して前頭葉に届けられ、そこで情動脳の「不快」とか「記憶」が決断を鈍らせる。さらにそれが情動脳にその都度放り込まれますから、延々と迷いが生まれることになるわけです。
このことから、心が不安定とか精神的に弱いというのは情動脳の影響が大きいことがわかります。
そして、情動脳が過剰に働いている理由はほとんどのケースで扁桃体が原因です。扁桃体がなぜか?「不快」という信号を出し続けている。それが「イヤな記憶」を引き出しますし、なにかの決断に「ケチ」をつけます。そういった情報が「これにしよう」と決めようとすると、それに横槍を入れるわけです。
では、「扁桃体」が「不快」という信号を送る原因は?というと、それには大雑把にふたつの理由があると考えています。
ひとつは栄養不足。なんらかの微量栄養素が不足していると、それが視床下部の「食欲」という本能を満たすことができませんから、扁桃体に情報が届き「不快(危険)」(栄養不足)という信号がでることになります。
このとき、よほどの食生活の改善がない限り栄養不足は解消されません。また、本人が栄養不足に気づくことはほとんどありませんから、ずっと扁桃体の「不快」という信号が続くことになります。
もうひとつは体調の問題です。
たとえば、冷たい風にあたれば「寒い」と誰もが感じます。そして寒いとは「不快」という情報の枝ですね。寒い、熱い、痛いなどという感覚はすべて大きく不快というくくりになります。
お分かりの通り、もし、体調に問題があると、たとえば頭痛や肩こりなどがあると、その情報は脳に届けられますから扁桃体はそれを「不快」と判定します。そして体調が改善しない限りそれが続くことになりますから、結果としてそれが前頭葉に影響を与えることになる。
精神面は「心だけの問題」として扱う限り治ることはありません。
体もいっしょに直しましょう。
来店されるお客様自身の口から、「精神的に弱いんです。」というお話をよくいただきます。
そして、「いつも心が不安定なのも、精神的に弱いからでしょうか?」などという質問をいただくことがあります。
このあたりのことについて、脳の働きから私なりに説明しておきましょう。
まず、私たちが何かを考えるとき、それは知性脳(大脳新皮質)の働きによります。しかし、その情報は必ず情動脳の影響を受けることになります。
たとえば、ファミレスでハンバーグを注文しようと決めたとしましょう。どのハンバーグにしようかとメニューを見て「和風ハンバーグにしようかな?」と考えると、その情報は脳の中に放り込まれ、情動脳を通過してふたたび前頭葉に届きます。このとき、情動脳の情報が前頭葉に届けられることになります。
情動脳には尾状核や扁桃体、海馬など、「喜怒哀楽」や「快・不快」、「記憶」などにかかわる情報が生まれます。
和風ハンバーグに決めようとしていたとき、以前和風ハンバーグを食べたときの記憶やそれ以外のハンバーグの記憶が味をふくめ、さまざまな記憶が引きだされて前頭葉に届くことになります。
こんなとき、たとえば和風ハンバーグに虫などが入っていたといった経験があったりすると、そういったエピソード記憶は強く思い出されたりします。すると、その情報が「和風ハンバーグにしようかな?」という決断に影響を与えます。
また、なんらかの理由で扁桃体が「不快」という信号をだしていたりすると、その情報が前頭葉に届いていますから「う~ん、なんとなく和風ハンバーグは・・・」と、決断を鈍らせることになります。
よく、メニューをいつまでも眺めていて決められない人がいますが、それはこういった情動脳が過度に興奮し、その情報が前頭葉に影響を与えているから。「ハンバーグに決めた」という情報が情動脳を通過して前頭葉に届けられ、そこで情動脳の「不快」とか「記憶」が決断を鈍らせる。さらにそれが情動脳にその都度放り込まれますから、延々と迷いが生まれることになるわけです。
このことから、心が不安定とか精神的に弱いというのは情動脳の影響が大きいことがわかります。
そして、情動脳が過剰に働いている理由はほとんどのケースで扁桃体が原因です。扁桃体がなぜか?「不快」という信号を出し続けている。それが「イヤな記憶」を引き出しますし、なにかの決断に「ケチ」をつけます。そういった情報が「これにしよう」と決めようとすると、それに横槍を入れるわけです。
では、「扁桃体」が「不快」という信号を送る原因は?というと、それには大雑把にふたつの理由があると考えています。
ひとつは栄養不足。なんらかの微量栄養素が不足していると、それが視床下部の「食欲」という本能を満たすことができませんから、扁桃体に情報が届き「不快(危険)」(栄養不足)という信号がでることになります。
このとき、よほどの食生活の改善がない限り栄養不足は解消されません。また、本人が栄養不足に気づくことはほとんどありませんから、ずっと扁桃体の「不快」という信号が続くことになります。
もうひとつは体調の問題です。
たとえば、冷たい風にあたれば「寒い」と誰もが感じます。そして寒いとは「不快」という情報の枝ですね。寒い、熱い、痛いなどという感覚はすべて大きく不快というくくりになります。
お分かりの通り、もし、体調に問題があると、たとえば頭痛や肩こりなどがあると、その情報は脳に届けられますから扁桃体はそれを「不快」と判定します。そして体調が改善しない限りそれが続くことになりますから、結果としてそれが前頭葉に影響を与えることになる。
精神面は「心だけの問題」として扱う限り治ることはありません。
体もいっしょに直しましょう。
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10年引きこもっていた不安神経症の20代の女性
一人で留守番もできない。外出もできない不安神経症
幻聴が止まらないという統合失調症の女性
儀式をやめられないという不安神経症の青年
うつ病とうつ状態は違う。ゲップやしゃっくりが止まらない人。
何もできないし、生きている意味もないと言っていた女性
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