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「人の悩みは十人十色!」  


2009年12月08日

教室に入れない!学校に行けても足がすくみ、保健室登校に。

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「足が動かなくなり、教室に入れません」

中学2年から学校を休みがちになった女の子。
彼女がお母さんと来店されたのは中3の9月でした。

お母さんは
「もう、中2の3学期からは一度も学校に行けません。
家でも、すぐにキレテしまったり怒ったり泣き出したり…」


お母さんの目は、「もう、いったいどうしたらいいのか
わからない・・・?」と訴えていました。

一方で、彼女は、一般的な不登校の子供たちと同じように
表情が乏しく、とても疲れた顔をしていました。

そして、詳しく話を聞けば、

「友だちが話していると『私の悪口を言っているのでは・・・?」
とか『私を仲間はずれにする話をしているのでは・・・?」
そんな気がしてしまう。」


典型的な情緒の混乱です。

そして彼女は、
朝は起きれないために1日2食が続き、起きれば
誰もいないため、適当にお菓子を食べ、時には
学校から帰った妹と一緒にお菓子が昼食になったりと、
ほとんど適当な食生活を送っていました。





朝、ムリヤリ起こしても、お母さんが出かければ
彼女はひとりだけ。

そこでお母さんには、
「朝はほっておくこと。そして、お菓子やジュースは
買い置きをしないように。」お願いしました。


彼女にも、お母さんが味噌汁と卵、納豆等々を用意して
くれるから、とにかく起きたらそれを食べること。
そして、間食は果物で我慢するように言いました。

まずは、最初の2週間でしたので、なんとかその約束を
守ってくれました。


2週間後に来店したとき、お母さんからは
「おかげさまで、1週間位してから保健室登校を
はじめました。」といったお話。


念のために補足しておきますが、私は一般的に保健室登校や
別室登校は、普通の登校に近づいていることにはならない!
と、考えています。

このことは、このご家族にはお話してありました。

そしてその上で、彼女は
「まずは、学校に行ってみる!」
と、行動してくれました。

ですから、これは彼女がひとつの課題をこなしたことになります。


逆に、家族や先生が「保健室でいいから学校に行きなさい!」
ということで保健室に行ったとしても、それはそれほど学校に
近づいたことにはならないと思っています。

要は自発性の問題ですね。


ただし、彼女はその後、一度は教室に戻る事ができましたが、
残念ながら再び保健室登校になってしまいました。

初めての来店から6週間後、10月の半ば過ぎ、
彼女はクラスに戻ることができました。

多少、はじめはお腹が痛くなったと言います。
しかし、友だちとも問題なく接する事ができました。

ただ・・・


おわかりだと思いますが、11月に学校にもどれても
進路はほとんど限られてしまいます。

もちろん、同級生は進学のため、今が志望校を決める
詰めの1ヶ月を迎えています。

彼女は、1年以上休んだ結果、
同級生と自分の置かれた立場のギャップを感じ取り、
また、授業内容にとてもついていけないことに
「自分の居場所はもうない!」と感じてしまったそうです。


中学3年の後半を保健室登校で過ごした彼女でしたが、
幸い、友だちとの付き合いは登校したおかげで復活しました。

そして、彼女は、高校からは元気に通っています。


追記
当然の事ですが、時期が遅くなればなるほど選択肢が
減ってしまいます。

しかし、たとえ選択肢が少なくなったとしても、
せめて情緒的な混乱を鎮めてあげるのは重要です。

そういったことなしに高校に入ったとしても、
結局、高校も行けなくなることがほとんどだと
私の経験上は思っています。

でも、できるだけはやく行動したいものです。




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Posted by 鈴木邦昭  at 12:00 │Comments(2)不登校

この記事へのコメント
ありえない
Posted by . at 2011年03月14日 13:49
子供の気持ちわかってない
Posted by かさ at 2014年02月12日 13:29
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