人の悩みは十人十色

６０代半ばの女性が来店。

顔を見た瞬間、少し気の毒になった。


目は涙目。

泣き続けたのか？

目の周りが赤く腫れている。


この女性の訴えは、予想したとおりでした。



「数年前から、家族が仕事に出たあと、

ひどい寂しさを感じるようになりました。


はじめは、一人でいると寂しさから落ち着かなく

なる程度でした。


しかし、ここ2年くらいは、一人になってすぐから

涙が止まらなくなります。


途中、断続的に恐怖感が襲ってもきます。


とくに、ここ半年は、その恐怖感と寂しさから

気が狂いそうになってしまう・・・。


だからといって、外出もできません。

家族に話しても『気持ちの持ちようだ！」と

言われてしまいます。

そして、恐怖感から外出しようとしても

できません。


今日も、こちらに伺うのはムリだと思って

いましたが、タクシーを頼むことで“断れ

ない状況”をつくって来店しました。


でも、タクシーの中でも怖くて寂しくて

涙がとまりませんでした。」


この女性、相談中も涙が止まりません。


体調面でも、とても疲れやすく、疲れが

とれたことがありません。


また、動悸もあります。


家事も、寂しさと恐怖でできません。


それでもガンバロウとすると、パニックを

おこしてしまうそうです。


このような方々に、共通して見られることに

食欲不振があります。


まあ、単純に食が細くなっていたり、食べない

ことがあったりします。


食べ物はとても大切です。


私たちのカラダは、食べたもの以外では

つくられていませんから。


そして、それを前提にアプローチする

ことになりました。


続きは明日


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