人の悩みは十人十色

「親しい人が、

　いつ死ぬのか見えてしまうのが辛くて・・・」

車で３時間かけて、旦那さんと来店された60代の女性。

彼女は親しい人と話していると、ふと、目の前に

“絵物語”が見えてきてしまうことに悩んでいました。

その絵物語は、目をつぶらなくても見えてしまうもの。

そして、誰が、いつ、どんな死に方をするのか具体的に
見えてしまうそうです。

それがイヤで、不安で、辛くて・・・

そう、お話されました。


正直、こういった“能力者”的な方って、よくいらっしゃいます。

私の知り合いにも、違った類の能力を持っている人がいますので・・・


話をもどすと、この女性、イライラでも困っていました。

なにかにつけて“イライラ”して、いつもご主人に当り散らし
ていたそうです。（本人は気が狂いそうだと言っていました。）

はじめて来店されたときには、「主人の顔を見るだけでムカつく！」
と、話されていました。ご主人の顔もストレスだったそうです。(^_^;)）

ただ、他人には気を使うようで、ガマンにガマンを重ね、
他人の前ではイライラを出さないようにしていたようです。
（社会不安障害といわれたことがあるそうです。）


昨日、２週間ぶりに来店されたのですが・・・


能力は消えていました。

そう、絵物語は見えなくなっていたのです。



私たちの祖先を30世代さかのぼると、自分とかかわりのある先祖が
10億人くらいになります。

そしてその遺伝子情報には、その先祖の経験がつまって、それが
なんらかの形で引き継がれているわけです。

そういった意味で、能力者が現れることになんの不思議もありません。


この女性の場合、脳の一部分が過敏に働いたり、部分的に
働きが悪かったりしたことが、絵物語が見えるという結果を
生んでしまったのだと私は考えます。


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