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2011年03月15日
保健室登校が続くＩＱ６８の男児を特別支援学級へ・・・
不登校の相談をいただいていて、「これじゃあ、ご家族の方も気の毒だな～」と、思うことが多々あります。（控えめに言って毎週１～２件もあります。）
たとえば、カウンセリングに通っていた小４の男の子のケース。彼は小学校に入ってすぐに保健室登校になり、その後、小学３年生になってから毎週１回、４ヶ月通ったそうです。その間、状況は良くなるどころか“やたらとキレる”ようになり、すぐに沈み込んで口を利かなくなってしまいました。それで「やめたい！」とご両親が申し出たら・・・
「違約金３万円を頂戴します！」と、お金を請求されたそうです。
まあ、はじめの契約書にそれについての記述があったそうなので仕方がないのでしょうが。
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実は、このお子さんは「特別支援学級」への転入を学校からも、そして医師からも促されていました。
しかし、ご両親は「なんとか普通クラスで・・・」と、ありとあらゆる相談機関をたずねて保健室登校を解決しようと努力されていましたが、ほぼ３年にわたる努力もむなしく、問題解決ができなかったわけです。それで私をたずねてきました。（本を読んだと、遠方からの来店です。）
聞けば、彼のＩＱは６８だったそうです。
そして、彼はさまざまな体調不良に悩まされていました。
頭痛、吐き気、息苦しさ、下痢、だるさ、起きれないなどなど、体調不良の総合デパートのような状態。
そして、私は漢方と栄養の提案をさせていただきました。
なんども言っていますが、体と心はつながっています。ですから、体調の改善は心の状態を必ず良くしてくれます。
たとえば、寒空の下にＴシャツ１枚で「勉強をしなさい！」と言われたらどうでしょうか？
寒くて勉強などできませんよね。
そしてそのとき、肌が感じる「寒い」という情報が脳に届きます。そして、寒いとは「不快」という感情のひとつにすぎません。そのため、「不快」な状態を避けるという「本能」の働きが優先されますから、勉強に集中など誰もできません。
お解りいただけたでしょうか？
誰もが「怖い」もの、「不快」な状態をさけます。そしてこれは、生存本能であり、私たちがなによりも優先させる反応です。
そして、不快とは「痛い」「冷たい」「苦しい」「暑い」「切ない」「気持ち悪い」「だるい」・・・・・・など、これらすべてが「不快」です。
このお子さんは、たった３日後にはご両親が「見違えるほど元気とやる気がでてきました！」と言われるほど意欲的になりました。
また、１ヵ月後には体調不良も大方回復し、「起きれない」こと「息苦しい」といった程度の不調だけになりました。（やはり、子供の回復ははやいですね～）
そしてそのころ、学校とご両親の話し合いでは、１年生のときからあれほど言われていた「特別支援学級」の話はまったくなかったそうです。
それどころか、先生から「ここ２～３週間で、私が驚くほど理解力があがっています。むしろ、同学年の生徒もふくめ、良い部類に入ると思います。」と言われたそうです。
もちろん、このお子さんはその後の検査でＩＱが１００を超えていました。
そして、３ヶ月後にはクラスに戻ることができました。
なんども繰り返します。
不登校は「心だけ」の問題ではありません。
そして、
「心だけ」の問題として扱う限り、このご家族のように出口のない迷路をさまようことになりかねません。
あなたも、薄々そのことにお気づきではありませんか？
【不登校についての著書と相談について。】
▼詳しくはこちらをご覧ください。
http://sinsd.com/index.php?fusoda
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不登校でお悩みのご家族へ！
「脳の栄養力アップで不登校・ひきこもりは治る！」
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遠方の方は、こちらをご覧下さい。
http://www.sinsd.com/index.php?kyan
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もちろん、このお子さんはその後の検査でＩＱが１００を超えていました。
そして、３ヶ月後にはクラスに戻ることができました。
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不登校について大変詳しく解説しており、すごく参考になりました。
また、見させてもらいます＾＾
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